日日映画日

毎日のように映画を観ています。

Netflix先行配信! アニメ「BNA」のあらすじを書いてみました。

Netflix先行配信!
アニメ「BNA」のあらすじを書いてみました。



2020年4月
フジテレビ 「+Ultra」、BSフジにて放送。


あらすじ
21世紀、それまで歴史の闇に隠れていた獣人たちがその存在を明らかにし始めていた。普通の人間だった影森みちるは、ある日突然、タヌキ獣人になってしまう。
人間から逃れるために、向かった獣人特区「アニマシティ」は10年前に獣人が獣人らしく生きるために作られた獣人のための街。

そこで人間嫌いのオオカミ獣人・大神士郎と出会ったみちるは、彼と行動を共にするなかで、人間の世界にいた頃には知らなかった獣人たちの悩みや喜びを学んでいく。

なぜ、みちるは獣人になってしまったのか。
その謎を追ううちに、予想もしていなかった大きな出来事に巻き込まれていくのだった。



スタッフ

監督:吉成曜
脚本:中島かずき
アニメーション制作:TRIGGER
音楽:
オープニング「Ready to」影森みちる(cv.諸星すみれ
エンディング「NIGHT RUNNING」Shin Sakura feat.AAAMYYY
iTunesレコチョク、moraで配信中!

コンセプトアート:Genice Chan

キャラクターデザイン:芳垣祐介
総作画監督:竹田直樹
美術監督野村正信
色彩設計:垣田由紀子
撮影監督:設楽希
編集:坪根健太郎
音楽:mabanua

Genice Chanカナダ人アーティスト
吉垣祐介さんは、吉成監督と「リトルウィッチアカデミア」でタッグを組んでおり、
世界観の共有


キャスト
影森みちる:諸星すみれ
大神士郎:細谷佳正
日渡なずな:長縄まりあ
アラン・シルヴァスタ:石川界人
バルバレイ・ロゼ:高島雅羅
マリー伊丹:村瀬迪与



監督 他作品の紹介
キャスト 他作品の紹介

観た感想(ネタバレあり)

人間と獣人という二つの人種が存在する異世界の物語です。
動物が擬人化するアニメといえば、言わずもがな説明不要の大人気アニメのけものフレンズや大手企業に勤めている動物たちがブラックユーモアを交えて表現する社畜コメディ「アフリカのサラリーマン」や、草食動物と肉食動物が共存した学園生活を舞台に、人間社会同様の青春が表現されている「BEASTAS」(2020年2期放送予定)などがあります。

BNAは、動物なのに人間の姿に変化する個体特性をもつ、獣人
獣人社会という、異世界の話でありますが、
人間社会でも起こっている問題をテーマに物語は進んでいきます。


1話
人間界では、人間たちが獣人を排除すべく、反獣人デモや獣人狩りが横行していた。
主人公の影森みちるは、ある日突然人間からタヌキ獣人になってしまい、身を隠し息を潜めて生活していた。そんな息苦しい生き方は嫌だと、獣人だけが住むアニマシティに向かう。その途中、アニマシティまでの一本道で獣人狩りに遭遇し、危機一髪のところマリーというミンクの獣人に助けられ、無事にアニマシティに辿り着く。

設立10周年を迎えた、アニマシティはお祭り騒ぎの歓迎ムード。
市長からの祝言歓喜の声を上げた獣人たちは、歌い踊り、それぞれに獣人らしく生きることの喜びを分かち合う。みちるは、サルに財布をスられてしまい追いかけていたところ、爆弾を仕掛ける獣人に出くわし、間一髪のところでオオカミ獣人である士郎に助けられる。爆弾犯を追う士郎についていくみちる。
なんと、爆弾犯はお金で雇われた反獣人派組織に雇われた獣人であり、お金のためならなんでもする獣人がいるという、獣人界の闇をみちるは知ることになる。



2話
みちるは、アニマシティの獣民になるための獣民登録申請をしに、ソーシャルワーカーである士郎についてきてもらうことに。
列に整列する獣人たちだが、動物たちは弱肉強食社会のため、強いものが早く手続きを終えられると、ライオンやトラなどの大きな肉食動物たちは競いあう。
士郎は、ソーシャルワーカーという立場ながら、市長直々でアニマシティのトラブルを解決する役を担っている。今回は、獣人の子どもの売買を調査してほしいという任務を与えられていた。

みちるは、市役所で財布をスッたサルを見かける。マリーに財布に入っている学生証を取り返したいと訴えると、ラビットタウンのグラン・グランマのところへ行くよう告げられる。
ラビットタウンという可愛らしい名とは裏腹に、男に裏切られた女たちが集う、親に捨てられた子どもたちが生活する、スラム街のような場所だった。

財布を返して欲しければ、子どもたちに読み書きを教えるようにとグラン・グランマに言われたみちるは、子どもたちに文字が読めること・書けることの楽しさを伝える。

そんな矢先、ギャングのボス、フリップがグラン・グランマの元にやってくる。
ラビットタウンでは、アニマシティに来る途中に親とはぐれたり親と生き別れた子どもたちをある程度の年齢まで育て、組織に売ることで生計を立てていた。


弱いものはより弱いものを踏みにじって生きていく、ここはそんなところさ

そうグラン・グランマは言い放ち、檻に入れられた子どもたちとみちるは吊り上げられてしまう。諦めないみちるは、特殊な能力を発揮して檻を壊す。走って逃げようとするも女たちに捕まりそうになったところで、士郎が助けにくる。獣人売買の組織は警察に引き渡され、子どもたちも無事に保護施設へうつされる。

子どもたちを売るなんて許せない!獣人だって人間の心を持っているんじゃないんですか?

あんたは本当に獣人じゃないんだね。
獣人の世界でどれだけ女だけで生きていくことが大変か知ってからいいな!と言い残し、グラングランマは輸送車へと歩いていく。

現行犯でしか逮捕できず、ミスを犯さないと、自信家の士郎がギリギリまで助けにこなかったことに、みちるは、もし間に合わなかったらどうしてたの、と訴える。

獣人の女や子どもは俺が守る。
そんなに雄が偉いの?男が偉いの!?私は人間よ、と憤りをぶつける。
タヌキの姿のまま人間に戻れないみちるを獣人であると理解するが、学生証を見て、人間であることを知り、元人間が獣人になるなんて聞いたことがないと、他の狙われる恐れがあるため危険を

3話



4話
なんとかして人間に戻りたいと願うみちる。
市長から渡されたスマホは、人間社会とのネットワークが遮断されているため、家族や友達に連絡を取ることもできずにいた。マリーから違法SIMカードを入手し、人間社会のSNSにアクセスしてみると、人間のふりをしてSNSをして人間社会と交流しているイルカのニナと知り合います。ニナは人間界に憧れを抱いており、パーティに誘われたというので、2人で人間界へ行くことに。




5話 
人間時代、バスケ部に所属していたみちるは、体を動かしたいと、獣人たちの娯楽である、野球を観戦しに行く。獣人対獣人ということで、どんな手を使っても強いものが勝ちというルール。負傷者が出てしまい試合が続けられないベアーズ。スタンドで観戦していたみちるは急遽飛び入りで参加することになります。
投げて打って大活躍のみちるは、ベアーズに初勝利をもたらし、無理やりながらもチームに参加することになってしまいます。

彼らは低所得者が住む、貧困地域で生活している。
生きていくためには、野球をするしかない…
みちるの能力で、準決勝まで勝ち進んでいく。

アニマシティの住人たちは、野球を純粋に楽しんでいるのではなく、野球賭博もしているため、ベアーズの勝利を良く思わない獣民もいます。その半面、弱小チームが強豪に勝利していく課程を純粋に応援し始める獣民もおり、スタンドは大盛り上がり。

その一方、ベアーズの監督は、ギャングに八百長で負けるよう約束をしているため、準決勝まで進んでしまった監督に制裁を加えます。それでも、少年の頃から野球が好きで、獣人初のプロ野球選手にまでなった、監督は葛藤します。



この時期になると、みちるは自分の意思で能力を使えるようになる。